[レポート]生きる力を身に付ける水の環境学習授業 in 松本市立梓川小学校六学年 2023年11月16日、17日
松本市立梓川小学校 六学年の先生より授業のご依頼を頂き、講師を務めました。
そのレポートです。
今災害が起きて学校で一週間過ごさなきゃいけない時、死なないためには何がいる?
梓川小学校は、名前の通り、梓川の流域にある学校です。梓川小学校に限らず松本市内の小学校は総じて綺麗な水に恵まれています。
しかし、今の時代は水道が普及し、住民と自然の水との距離が離れてしまっています。
一方、被災時に電気ガス水道などの生活インフラが寸断された場合、自然にある水を飲み水に変えて利用することが求められます。
この授業では、
人にとって生きるために何が必要なのかを明らかにして、その中から、飲み水を手に入れることについて考えて、実践してみました。
人が生きるために最低限必要なもの
まずは、人が生きるために最低限必要なものをグループ毎に考えてもらいました。
・水、空気、トイレ、スマホ、寝床、火などなど
これらを整理して、命の五要素(空気、シェルター、水、火、食)を伝えました。
身の回りに水はどこにある?

命の五要素の内、今回は「水」を取り上げます。
身の回りに「水」はどこにあるのでしょうか。
その水は飲めるのか飲めないのか。飲めないとしたら、何故飲めないのか。
飲めない水を飲める水に変える方法とは

飲めない水を3つに分けて、それぞれを無害化する方法を考えます。
・見えるゴミ → ろ過
・見えない生物(微生物) → 煮沸
・見えない化学物質(農薬、放射性物質、鉱毒) → 浄水器
実際にろ過器を作って実験してみる

事前に加工したペットボトルと、炭、砂を使って、グループ毎に協力してろ過器を作ります。
以前、四年生にも同じ授業をしたのですが、六年生は違いますね。
しっかり作っていました。
そのお陰か、全員がそれなりに透明な水を作ることができました。
本当にこれを飲む場合は、煮沸消毒して飲むことになります。
(化学物質に関しては、採取した周辺情報を元に判断することになります)
身近な自然を汚すことは自らの首を絞めることになる

人間が手間暇と労力をかけて作る綺麗な水。実は自然の大地が同じ事をして綺麗にしてくれています。
では、大地そのものが化学物質で汚染されていたらどうなるでしょうか。
除草剤など化学物質を利用することが悪いとは言いません。それによって便益を得ていることも確かです。
しかし、それによって身近な豊かさを貧困化させていることも事実。
こういった目先だけではなく、その奧にあるものにも目を向けてくれることを願って、まとめとしました。
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