はじめてのブッシュクラフトサバイバル教室 第4回「飲み水の確保 編」 2020年10月17日
先日(2020年10月17日)に開催した
「はじめてのブッシュクラフトサバイバル教室」第4回 飲み水の確保 編のレポートです。
飲める水と飲めない水の違い
雨や水溜まり、田んぼに川、下水。
一口に水と言っても日本は恵まれていて、身の回りには沢山の水があります。
このため、水を確保できずに死に至ることは少ないと言えます。
しかし、細菌がいる水を飲んでしまい、下痢によって体の水分が排出されてしまい、脱水症状に至ることがあります。
病院などが近くにない場合、水にあたってしまうことは死を近づけてしまいます。
私の講座では、飲める水と飲めない水の違いを3つに分けてお伝えしています。
・目に見える物(ゴミや泥など) → 濾過
・目に見えない物 生き物系(細菌やウィルス) → 煮沸
・目に見えない物 非生き物系(鉱毒や農薬、放射性物質など) → 市販の浄水器(高性能フィルター)
水がサバイバル5要素のひとつに数えられる”火”
沢水のある里山が会場
座学の後は、自然素材(竹、砂、炭)を使って濾過と煮沸を行い、泥水を飲める水に変えてみます。
煮沸は、竹に水を入れて遠火で焚き火に当てると沸騰させることができます。
これも実際に行います。
頭で理解していることも実際に一通り行うことで、体で理解していきます。
全4回を無事に修了
今回で2020年夏秋シリーズは修了となります。
2019年冬春シリーズ(第1回目は小雪舞い散る中でロープワークという面白い回でしたね)から単発で受講して修了に至った方もいます。
森の中で安心安全に過ごす為の基礎知識、サバイバル5要素(空気と食を除く)と、それを森の中にある素材を使って確保する最低限のスキルを身に付けた証明として、オリジナル修了証をお渡ししました。
修了生限定で里山を自由に使えるように調整していますので、引き続き森で遊びましょう。
次回は2021年冬春シリーズ2月21日(日)
お申し込みは以下のwebサイトより。
※単発でも受講可能
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