[レポート]防災学習授業 in 松本市立旭町小学校四学年 2023年11月7日
松本市立旭町小学校 四学年の先生より、防災学習授業のご依頼を頂き、講師を務めました。
そのレポートです。
1人でいる時に被災したら、どうする?
旭町小学校四年生は、今年、防災について年間を通じて取り組んでいるそうです。自分達でも色々と調べたりしているみたいですが、専門家の人に基本的な知識を聞いたみたい。と言うところから今回の依頼になりました。
最後には、自分達でまとめて低学年の子達に発表もできたら良いなと考えているみたいです。
そこで私の方からは、
「1人でいる時に被災しても、生き延びられる知識と技術を身に付ける」ことを目指して授業をご提案させてもらいました。
防災タイムライン
いきなり防災の話をしても想像が難しいので、まずは公園に1人で遊んでいたら巨大地震がやってきて、今夜ひとりで朝まで過ごさなければいけない状態を想像してもらいました。
その上で、命の五要素、防災タイムライン(備えからゴールの救助まで)を考えていきます。
火は何の役に立つ?
命の五要素の内、今回は「火」を取り上げます。
火は果たして何の役に立つのでしょうか。火が手に入ると何が嬉しいのでしょうか。
子供達からは、
- 暖める:料理
- 明るい:灯りになる
- 体を暖める
という意見が出ました。
あるもので火を手に入れる実践
いろんな役に立つ火。
では、この火を使って実際にお湯を沸かし、ココアを飲む。ことをやってみます。
但し、使える材料は、
・新聞紙3枚
・空き缶
です。
果たして限られた材料で、お湯を沸かして暖かいココアを飲むことはできるのでしょうか。
災害時に生き延びる心構え
「コンロがないからお湯ができない」
ではなく、
あるもので何とかする
これが、災害時に生き延びる心構えになります。
無事に新聞紙で暖かいココアを飲むことができて、まとめの話をしました。
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