[レポート]防災デイキャンプ 着火と情報伝達、シグナリング編:岳都松本・山岳フォーラム様主催 2024年9月21日(土)

ご依頼を頂きまして防災デイキャンプ講座を担当しました。
この講座は全4回を予定していまして、今回は第三回目になります。

各回取り組む課題を変えて行い、全部受講して頂くと、防災の基礎知識から被災時に使える技を習得できるようにしています。

避難所に着くまでのプチサバイバル(被災地)を体験

今回は実践編で網羅的に行ったサバイバル術の中から、個々のサバイバル術を取り上げて深めていく回です。

今回から参加の方もいらっしゃるので、最初に防災、災害対策の基礎知識を簡単にお伝えします。

着火のサバイバル術

午前中は、家庭にある物を使った様々な着火術を体験する時間としました。

・メタルマッチ着火
・ポリ袋で太陽光着火(曇りのため実施せず)
・電池で着火
・スティックろうそく
・ファイヤーロール(重曹、灰)

これらの着火術を最初にお手本を見せて、その後はお昼までの時間、それぞれで納得いくまで取り組んでもらいました。

ファイヤーロールという着火方法は珍しく、揉みきり式や弓きり式の着火方法と同じく摩擦による着火方法なのですが、化粧で使うコットンと重曹(灰でも良い)を使った方法なので、家庭でのサバイバル術としては適していると思い紹介しました。

情報伝達、救援術(シグナリング)

お昼を挟んで午後からは、情報伝達、救援要請(シグナリング)について体験、学んでいきます。

子ども含め、午後はどうしても集中力が続かなくなるので、参加者自身で自由な時間を取れるゲーム形式で行いました。

情報伝達のコツは、いかに相手と共通認識を持ち、グループ内でコミュニケーションを取れるかが大事になります。そこで、
・バースデーライン(プロジェクトアドベンチャーより)
・文字地図作りゲーム(当スクール考案オリジナルゲーム)
を行って体感してもらいました。

次に、救援要請(シグナリング)のコツですが、相手に気づいてもらうには五感に訴えることが大事になります。
・マッチ箱本数並び(五感)
・聞こえる距離体験(聴覚)
・ホイッスル人探しゲーム(聴覚)
を行って、感覚に訴える体験をしてもらいました。

感想を伺ったり、様子を見ていると、一つ一つを一緒にやると言うよりは、参加者ご自身のペースで自由に取り組める時間を多く取ったので、子ども連れの方も大人の方もそれぞれ充実した時間を過ごせたのではないかと思います。

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