[レポート]防災デイキャンプ 基礎編:岳都松本・山岳フォーラム様主催 2024年8月10日(土)
ご依頼を頂きまして防災デイキャンプ講座を担当しました。
この講座は全4回を予定していまして、今回は第一回目になります。
各回取り組む課題を変えて行い、全部受講して頂くと、防災の基礎知識から被災時に使える技を習得できるようにしています。
家族を守る被災後72時間を生き延びる考え方と備えを身に付ける。
日常生活から被災状態、公助へと繋がるタイムラインを記載したシートをお渡しして、まずは防災における全体像をお伝えします。
そして、被災時とキャンプ時との大きな違いである、救助、および情報取得に焦点を絞って、体験的に学んでもらいます。
シグナリングゲーム(救援要請)
救援要請の方法は大きく三つに分けられます。
- 視覚(目に見える)に訴えるもの
- 聴覚(音)に訴えるもの
- 情報伝達(通信機器)
視覚に訴える方法としては、鏡を使った光、文字、夜間の灯り(ケミカルライト、焚き火)が考えられます。
このうち、鏡による方法をゲーム形式で体験してもらいました。
防災グッズの紹介
お昼前には、講師が持ち歩いている災害対策グッズを紹介しました。
情報伝達ゲーム
午後からは、二チームに分かれて文字による地図作りを行います。それぞれで指定されたスタート地点から目標地点までの道筋を”文字”による指示で書いてもらいます(絵は禁止)。その後、それぞれの文字による地図を交換して、目標地点まで行けるのか挑戦してもらいます。
もし家族がそれぞれバラバラな所にいる時に災害が発生すると、合流すること自体が困難になります。そんな中でいかにお互いが情報伝達して、合流するのか、コツを体験的に学んでもらうゲームになります。
自分だけの災害対策計画の作成
最後は、今までの学びを踏まえて、自分だけの(家族オリジナルの)災害対策計画を立ててもらいました。
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