かんたん竹細工−竹コップ

竹は無限の素材
無限というと大げさですが、竹は一年に7メートルも8メートルも伸びます。
この成長力のせいで、厄介者扱いされている竹ですが、
昔はこの成長力のお陰で、私達は資源に困りませんでした。
わざわざ外国から石油を輸入して運んでこなくても、国内にある竹を集めて加工すれば、多くの物は作れます。
竹で間に合う物は、国内で素材を調達して生産し、それ以外の石油でしかダメなものだけ輸入したら自給率は上がるのではないかと思ったりします。
私が思うブッシュクラフトの思想は「ある物から必要なものを作り出す」自給です。
多くの方が、自給力を身に付けて「外から買っても良い、自分で作っても良い」。選べる選択肢を増やして、豊かな人生を送って欲しいなと思い、教室を開催しています。
まずは竹コップから
話を元に戻して、近所で竹林が見つかったら、ぜひ持ち主さんに聞いて採らせてもらってください。
(木よりも軽く、採りやすいのが竹の良さでもあります)
調べたわけではありませんが、きっとあるはずです。そして、採って欲しいと思っていると思います。
竹コップの作り方
1.竹を切る

2.バトニングで外側の皮を剥ぐ

四方向の外側の皮を剥いでいますが、これはデザイン的な意味もありますが、それよりも割れにくくする意味があります。
竹は切ったままの状態で放っておくと、乾燥にムラができて割れることがあります。
竹の外側の皮は油を含み、生えているときは乾燥から身を守っています。
なので、皮がついていると乾燥しにくくなってしまいます。
そこで、何カ所かで剥いであげると、乾きやすくなって安定するそうです。
3.切った縁をナイフで削る

この飲み口の内側を削ると口当たりが良くなります。
削ると簡単に言っていますが、実際に削ってみると上手く削るにはコツが要ります。押したり引いたり、繊維の向きを変えてみたり、試行錯誤している間に、ナイフの扱いが上手くなります。
また、バトニングで削った部分も、少し繊維がほつれているので、それもナイフで削って滑らかにします。
こちらも、ナイフの刃先を使ったり、丸い部分を使ったり、試行錯誤することでナイフの特性を理解できます。
奧が深い


竹コップの作り方は単純です。
しかし、切り出すのはノコギリでやるとしても、ナイフだけを使って加工するとなると、そこには多くの学びがあります。
コップですから、切るだけでも完成します。
採ってきた竹ですから、幾らでも素材はあります。
竹はとても加工しやすい素材です。
ぜひ、竹コップを沢山作って、多くの人にプレゼントしてあげてください。
そこから豊かさが生まれてくると思います。
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