この体験は、
森の中で一晩を過ごすことで、
自分の判断がどこに戻ってくるのかを
よりはっきりと確かめる時間です。
日帰りでは見えなかったものが、
夜を越えることで
自然と立ち上がってきます。
一泊することで起きること
暗さ。
寒さ。
音。
時間の流れ。
森の中で夜を迎えると、
普段は意識しない感覚が
少しずつ前に出てきます。
不安が出ることもあれば、
逆に、落ち着きを感じることもあります。
この体験は、
それらを乗り越えたり、
克服したりするためのものではありません。
そのとき、自分はどう在ろうとするのか。
その感覚を、
身体で確かめるための時間です。
教えない、という前提
この体験でも、
手順や正解を教えることはしません。
一方で、
安全を軽視する場ではありません。
危険につながる状況や、
無理が生じる場面では、
必要な介入を行います。
それ以外の時間は、
それぞれが
自分のペースで過ごします。
教えすぎず、放り出さず、判断を奪わない。
一日体験と同じ立ち位置で
関わります。
一泊体験という形について
この体験は、
日帰り体験の「上位版」や
次の段階として
位置づけているものではありません。
一泊するという条件の中でしか
立ち上がらない感覚があるため、
別の体験として
場を設けています。
そのため、
日帰り体験に参加していなくても、
条件が合えば
一泊体験から参加することも可能です。
向いている人
- 自分の不安や迷いも含めて確かめたい人
- 判断を急がず、立ち止まれる人
- 夜の時間を、静かに過ごせる人
向いていない人
- 常に正解や指示が欲しい人
- 不安をすぐに解消したい人
- 体験を成果として持ち帰りたい人
この体験も、
すべての人に向けて
開かれているわけではありません。
開催について
・定員:最大3名
・参加費:30,000円
・開催頻度:年に0~1回程度
条件が整ったときにだけ、
小さく場を開いています。
常時募集は行っていません。
参加費は、
場を整えるための実費と、
私自身が無理なく関われる条件を
元に決めています。
最後に
森で一晩を過ごしたからといって、
何かが劇的に変わるわけではありません。
それでも、
自分で確かめた感覚は、
日常に戻ったあとも、
静かに残り続けます。
その感覚を、
自分の暮らしの中で
どう扱うか。
この体験は、
その入り口として
置いています。
体験全体の考え方については、
体験について のページをご覧ください。