BC防災スクールでは、
森で過ごす時間そのものを大切にしています。
何かを身につけるための体験ではありません。
誰かに導かれるための場でもありません。
自然の中に自分を置き、
自分が何を感じ、どう判断するのかを
確かめるための時間です。
現在、次の二つの体験を、
不定期で行っています。
森で過ごす一日体験
― ブッシュクラフトという入り口
この体験は、
ブッシュクラフトの技術を
効率よく学ぶためのものではありません。
火を扱い、
水に触れ、
自然の中で一日を過ごしながら、
自分の感覚に注意を向ける時間です。
うまくいかないことや、
思ったより時間がかかることも、
自然に起こります。
それらを「失敗」や「課題」として
処理するのではなく、
今の自分はどう感じているのかを
そのまま受け取ることを大切にします。
この体験は、
一泊体験のための準備や前段階ではありません。
一日だけで完結する、
ひとつの独立した時間です。
この体験について、
もう少し詳しく知りたい方は
森で過ごす一日体験 のページをご覧ください。
森で過ごす一泊体験
森の中で夜を越えると、
日帰りでは見えなかったものが
自然と立ち上がってきます。
暗さ、寒さ、音、
そして判断に迷う感覚。
この体験は、
それらを乗り越えることを
目的としていません。
不安や迷いが現れたとき、自分がどう在ろうとするのかを
身体で確かめる時間です。
技術や知識を教える場ではありませんが、
安全が脅かされる場でもありません。
必要なときには介入し、
それ以外の時間は、
それぞれが自分のペースで
森と向き合います。
この体験について、
考え方や条件を含めて書いたものが
森で過ごす一泊体験 のページにあります。
私の立ち位置について
どちらの体験でも、
私は手順や正解を教えません。
一方で、
放り出すこともしません。
安全と場のリズムだけを預かり、
参加者それぞれが
自分の感覚を確かめることを
妨げない立ち位置で関わります。
向いている人/向いていない人
向いている人
- 自分で確かめたい人
- うまくできなくても立ち止まれる人
- 正解を急がずに過ごせる人
向いていない人
- 手順や答えを教えてほしい人
- 上達や成果を求めている人
- 常に指示がないと不安な人
この体験は、
誰にでも開かれた場ではありません。
その代わり、
必要な人にとっては、
とても正直な時間になります。
開催について
これらの体験は、
常時募集はしていません。
必要なタイミングで、
小さく場を開いています。
日程や条件については、
その都度ご案内します。
最後に
BC防災スクールの体験は、
生きる力を身につけるためのものではなく、
すでに持っているものを思い出すための時間です。
森で過ごすことで、
自分の判断が
どこに戻ってくるのか。
それを、
静かに確かめてもらえたらと思います。